こんにちは、40代起業を応援する松田です。
「今日からダイエット始めよう」
「明日から毎日ジムに通う」
「毎朝1時間ランニングする」
どれもよくある三日坊主の典型例ですね。
これらの例以外でも、絶対にに成し遂げると誓ったはいいが、三日と持たなかった事例はたくさんあるんじゃないでしょうか?
今後起業を目指している方で、起業して三日でやめる人はそうそういないでしょうが、三日坊主では事業は続かないのはお分かりかと思います。
そこで今回は、なぜ人間は三日坊主になるのか?について、お伝えしていきたいと思います。

三日坊主の意味と言われるようになった由来
今さらですが、三日坊主とはこういう意味です。
飽きっぽく何かを始めても長続きしないことや、そういった性質のある人のこと
小学館 大辞泉
そして、三日坊主の言われるようになった所以はこちらです。
坊主(僧侶)の修業は、朝早い時間から仕事があり、規則正しい生活を送る必要があり、食事も質素なもの。そのため、坊主になろうと決めた人でも、実際に経験してみると長続きせず、三日も立たないうちにあきらめて一般人に戻ってしまうことが多かったことから「三日坊主」という言葉が生まれた。
日本語探検隊編「言葉の不思議なぜナゾ辞典2」
昔(今もそうでしょうが)は、お坊さんになるのは大変だったんですね。
昔のお坊さんは、社会的に位が高いので、それなりの人格や品位は要求されていたようです。
一休さんも、テレビアニメで放送しているときは子供時代でしたからコミカルですが、大人になった一休さんは立派になってたくさんの弟子を育てていたようです。
一休さんが亡くなる時の手紙の話はご存じでしょうか?
亡くなる直前に、弟子たちに「どうしても困ったらこの手紙を見ろ」と言ってこの世を去ったそうです。
ある日、弟子たちがどうしても困ったことが起きたようで、一休さんから託された手紙を見たようです。
中身を見て、弟子たちは凍り付いたそうです。
書いてあった内容は
「大丈夫、何とかなる」
だったとの事。
そりゃ、弟子たちも凍り付きますよね。
宝の在処とかが書いてあると思ってたでしょうから。
ここでの一休さんの話は笑い話にもなりそうですが、人生の真理を表しています。
何とかなるんですよ、何事も。
なので、勇気を出して会社辞めて下さい(笑)

三日坊主になる原因は、脳の仕組みを理解していないから
三日坊主になる人間の脳の仕組みとは
三日坊主になってしまうのは、人間の脳が「飽きっぽく出来ている」からだそうです。
もともと脳は、新しい刺激や環境に反応して活性化するのですが、繰り返される刺激に対しては次第に活性化しなくなるそうです。
これを「馴化」(ジュンカ)と言うそうです。
例えば、ダイエットは「さあ頑張るぞ!!」と張り切って始めたのはいいものの、脳がすぐにダイエット生活に飽きてしまうため、長続きしないという事です。
逆を言うと、その行動に飽きたけど継続していくと「習慣化」するという事になります。

三日坊主になる行動3選
ハードルを上げ過ぎる
三日坊主になるのに一番多いパターンは、行動のハードルを上げ過ぎてしまうことではないでしょうか。
なぜなら、結果を早く出したい一心で最初から無理をしてしまう事が多いです。
例えば、ランニング1時間するとかですね。
さすがに、いきなり1時間ランニングはきついでしょう。
体力も持たないし、いきなりは身体への負担もかなりのものでしょう。
無理な運動をすると、「ピストル血圧」と言って、血圧がいきなり40~50跳ね上がったりする症状が出ます。
この状態になると、血管の壁をボロボロにして心筋梗塞や脳卒中などの突然死を招く危険があります。
運動は徐々に慣らしてからにしましょう。
もし運動をするなら、軽いウォーキングからにしましょう。
1人で管理しようとする
二つ目は、1人でやろうとすることです。
なぜなら、1人でやれば誰も見ていないので、簡単に止める口実が自分の中で出来てしまいます。
例えば、友達と海で遊ぶために、どうしても今年の夏までにダイエット5キロする決めたとしましょう。
その話は友達とした訳ではないので、友達にバレなければいつでもダイエットは止めていいわけです。
そうなると、簡単に止めてしまいますよね。
1人でやるには、並々ならぬ意思の強さが必要です。
言い訳をすぐにする
3つ目は、すぐに言い訳をしてしまうことです。
「いつやるの 今でしょ」でおなじみの林修さんは「人は出来ない言い訳とやらない理由を探す天才」と言っています。
例えば、今日は寒いからランニング行かない。ダイエットは明日から始めればいいから、今日は焼肉に行こうなどなど。
やらなくても周りの人は誰一人として困りませんが、一番困る当人がこれだと、なかなか先には進みませんね。
これなら、もうダイエットはしない!位の見栄を切ったほうがスッキリしますね。

三日坊主を防げる行動3選
少ない行動量から始める
1つ目は、少ない量から始めることです。
なぜなら、少ない量から始める方が続きやすいからです。
例えば、毎日腹筋30回はキツイので1回をしばらく続ける。
そして回数を少しづつ増やしていく。
そうして30回に近づけていく方が継続します。
誰かに協力してもらう
2つ目は、協力者が身近にいるのなら遠慮なく協力してもらいましょう。
1人でやるより、ずっと継続しやすいからです。
例えば、早起きが苦手なら、同居している人に監視してもらうなどです。
誰かに起してもらえると安心してしまっては本末転倒ですが、いざという時の保険の為に協力してもらいましょう。
監視してもらっているうちに、しっかり出来るようになっておきたいものです。
続ける動機を与える
3つ目が、続ける動機を与えるです。
続ける動機というのは「ご褒美」と考えたほうが簡単でイメージしやすいかと思います。
何か「ご褒美」があるほうが続きやすいでしょう。
例えば、5キロダイエットしたら好きなもの食べていいとかですね。
長続きさせる動機としては、「ご褒美」は効果的です。
まとめ
三日坊主を克服するには、上記3つの行動が効果的かと思います。
一時的な方法論になりましたが、肝心なのは続けること。
継続する事が重要です。
何度も継続する事の重要性を書いていますが、我々人間の意志は弱いものなんですね。
そこを乗り切ってこそ、自分が望む未来が見えてくるのではないでしょうか。
自分にあった方法を何か見つけるもよし、ここにある方法をするもよし。
とにかく継続が大事です。
本日も有難う御座いました。

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