男女関係のズレていく要因 3選

こんにちは。

僕は40代起業推進以外にも、男女関係のカウンセリングを行っています。

カウンセリングのきっかけは昔やっていた手相占いから始まっています。

占い自体はいいんですが、時に占いは依存を生んでしまう可能性が高いんです。

依存すると、本来やらなければならない「行動」に気持ちが向かなくて、心のスキマを埋めるために耳障りの良い結果を求めて、占い師のところに行くんです。

精神的に弱いと、誰かに救いを求めたくなる。そこに占い師などが入ってくるんです。

ところで、「悪徳占い師」って聞いた事ありますか?

「あなたの先祖が浮かばれてません、早く天国に行かせてあげましょう」

「そのためには、この壺を買いましょう。1つ30万円です😁」

といって、時価3000円くらいの壺を売って大儲けしている輩が、これだけ霊感商法の情報が出回ってるにも関わらずまだいるんですよ。

これは、騙される方にも問題がありますが、それにしても、まだこの手の霊感商法がはびこってるのが不思議でならないんです。

弱いものにつけこんで儲けるのは天罰が当たって欲しいんですが、バレなきゃ捕まらないんですよ・・・。

話がズレてしまいましたが、約1600件の男女カウンセリングを行ってきたなかで、良い関係だったのがいつの間にか「ズレていく」理由が分かってきました。

過去に心理学や人間の行動について学んでいたので、ある程度は知識としては持っていました。

実践で確かめたって訳です。

今回は、実践のなかで分かった「男女関係のズレていく要因 3選」をお伝えします。

ちなみにこの方に手相は、性格は冷静で家庭的であると見ます

男女関係がズレていく要因

大前提にあるのが、男と女の違い

何を当たり前の事を言ってるんだ!と思うかもしれませんが、当たり前じゃないんです。

ここが全ての始まりなんです。

「男と女は違うよね」って、普段から深い自覚を持ってる方など、99.8%いないと断言できます。

なぜか?

皆、自分の尺度でしかモノを見ないからです。男は男、女は女。もちろん、僕もそうです。

以下に、面白くて的を得ている内容があったので引用します。

的確な視点で見ています。

(1)価値観

火星(男)→自立、成果、成功が大切。他人と差をつけることが最優先。

金星(女)→分かち合い、配慮、支え合いが大切。愛を与え合うことが最優先。

(2)ストレスへの対処

火星(男)→ストレスを感じると、充電のために“洞窟”に引きこもり、問題から距離を置いて解決策を探そうとする。

金星(女)→近くの人に相談し、共感や支えを得ることでストレスに対処しようとする。

(3)相手に与える愛情の量

火星(男)→相手と公平と思える量の愛情や支えを与え合うことをよしとする。

金星(女)→できるだけ多くのサポートを相手に与えようとする。自分が受けとる以上の量になることが多く、結果として疲れ、腹を立てやすい。

(4)愛情表現のタイミング

火星(男)→一度近づいたら、しばらく距離を置き、再び愛情を感じたときに戻って来たい。

金星(女)→いつでも近くにいて、愛情を表現し合いたい。

(5)愛情表現の評価ポイント

火星(男)→愛情表現の大きさが重要。32本のバラを贈れば32ポイントが得られると期待する。

金星(女)→愛情表現の回数が重要。1度の愛情表現はあくまでも1ポイント。32本のバラを受けとっても、1本のバラを受けとっても1ポイント(つまり火星人が32ポイントを得るには、金星人に1本のバラを32回贈らなければならない

(6)気分

火星(男)→気分は安定している。愛情が必要なタイミングは周期的に訪れる。愛はゴムバンドを引っ張るようにゆっくり離れていき、最後に勢いよく戻ってくる。

金星(女)→気分は波のように変化する。愛されているという安心感が必要。理解され、受け入れられているという感触を得ると、嫌な気持ちや不安はポジティブな感情に変わる。

(7)コミュニケーションの目的

火星(男)→会話の目的は問題解決や目標達成のための情報収集。

金星(女)→会話の目的は問題解決だけではなく、つながりや共感を得ること。

(8)相手への要求の伝え方

火星(男)→単刀直入に用件を話し、欲しいものを求める。

金星(女)→ “自分が受けとりたいものを相手に与える”という黄金のルールに従う。そのため、自分が与えていれば、こちらから求めなくても相手も与えてくれるはずだと期待する。

(9)親密さの表現で大切なこと

火星(男)→自分と同じようにセックスを望み、楽しむパートナーを求める。セックスは愛を確かめるのに役立つ。

金星(女)→寝室の外で愛情を示されることが、寝室の中と同じくらい重要。愛されていると感じることが、セックスへの欲求を高める。

10)問題解決

火星(男)→問題に直面すると、即座に行動する。とれる行動がない場合は、何かできるようになるまで放っておく。

金星(女)→問題について話し合い、一緒に解決に取り組んでほしいと考える。

(11)恋愛で壁にぶつかったとき

火星(男)→原因を分析し、問題を解決しようとする。

金星(女)→後悔を感じ、間違いを補うために相手にさらに愛情を与えようとしたり、改善策を考えたりする。

(12)幸福

火星(男)→意義のある目標を達成したときが幸せ。課題の克服に大きな満足感と誇りを覚える。

金星(女)→個人的な愛の欲求が満たされたときが幸せ。相手と愛を与え合えると実感できる。

ダイヤモンドオンライン 知らないと損する?発想が異なる「男女」の12の違い から引用 ジョン・グレイ氏の著書から

引用元の著者のジョン・グレイさんの『ベスト・パートナーになるために』

の中で、男性を火星人、女性を金星人と表現しています。

それくらい人種が違うということです。納得出来ましたか?

では、ここからは僕の経験から「ズレていく要因」をお伝えします。

誰もが自分たちはいつまでもこういう関係が続くと思ってるのですが・・・

ズレていく要因①他者依存が大きくなる

長いこと付き合ったり連れ添ったりすると、相手がやってくれるのが当たり前などの「当たり前」の感覚に陥ります。

自分で出来ることを相手にやってもらうので、僕は「依存」状態だと考えています。

何年付き合おうが一緒に暮らそうが、自分で出来る事は自分でする。

「自立した関係」があるからこそ、相手の困ったときに手を差し伸べられるものだと考えます。

自立していないと、誰かが助けてくれるなどの「他者への期待」が行動を起こさせなくなります。

それが「依存」状態になってしまいます。

冒頭に記した、「悪徳占い師」の件はまさに「依存」です。

他にも、「自分の存在があるのは、他者がいるから」という解釈の依存もあります。

こっちのほうがカウンセリングでは多かったですね。

これも自立していないから起こるものです。

自立していれば、他者など気にならないものです。自分を愛してから、他者を愛するのが本来の順番です。

ズレていく要因②分かっていると思っている希望的観測

こちらも付き合いが長くなると、よく起こりがちな例です。

「男は何も言わなくても分かっているだろう」

「女は表現されるのを待っている」

これはすごーく大きな差ですよね。

昭和の「メシ・風呂」とかはこの典型例ですね。

今時こんな事いうお父さんいないと思いますが、うちの親父は「ザ・昭和」でしたから、こんな感じでしたね。

よく母親がイライラしていたのを見ていました。

何年連れ添ってんも、分からんものは分からんのですよ。

一番分かってなければならない「自分」の事ですら、何年付き合っても分からないことがたくさんありますよね?

それを考えると、他人の事など分かるはずがないんですよ。

分かってると思ってることでも、確認の意味で聞いてみることをおススメします。

ズレてくる要因③興味が無くなる

これは何か可哀そうになってくる要因ですね。

「空気のような存在」も意味わかりませんが、こっちはもっと意味わからないです。

この要因を聞いた数は多くなかったですが、何度も言いますが寂しいというか悲しいです。

こういうのを聞くと、興味無い人と過ごす時間がもったいないから「早く別れて下さい」と伝えます。

人間がされて辛い事は「無視・無関心な態度をとられる事」です。

興味無くて話す事もないのなら、そんな辛い思いしないで自由になったほうがよっぽど良いと思いますよ。

ストレスは身体に良くないですから。

ただし、この状態になるまでには、何らかのサインは必ずあったはずなんです。

そのサインを見逃したからこうなってしまったんでしょう。

いつからか、相手への貯金が無くなり引き出す事が多くなります

上記3つの根本原因は「コミュニケーション不足」

断言できます。これしかありません。

付き合いが長くなると、上記の3つの原因がリンクしてきて段々と話す機会が減ってきます。

ここを気を付けて、普段からちょっとしたことでも話すようにしていれば問題は大きくならなくで済む事が多いです。

自分が話したい時だけ話さないで、相手の話を聞く事に重点を置いてみる事をおススメします。

相手の話を聞くつもりで臨んでも、結局は自分の話をしてしまう。

それでもいいので、面と向き合う機会を作りましょう。

見て聞いて話しましょう

まとめ

以上をまとめると、年代性別・既婚独身問わず、「話せばわかる」ということに落しどころあるようです。

「聞く技術・話す技術」の本が、書店にいつも売られているという事は、これらの技術は必要不可欠という事なんですね。

しかし、身近な関係のコミュニケーションには技術は特に必要無く、聞く耳を持つだけで十分イケると思います。

最後に、起業に絡めた内容をお伝えします。

こういう人間関係に関する仕事としては、カウンセラー・セラピスト、心理士などの心の課題を扱うもの。

「話を聞く専門屋」というのも存在しています。

あとは、コーチなども人の成長や問題解決につながる価値を提供できます。

これらの職業で起業するメリットとしては、在庫がいらない・低資本で始められるがあります。

デメリットは、問題として顕在化しにくいのですぐに売れないという事が考えられます。

以上、本日も最後まで読んで頂き有難う御座います。


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